犬は本当に満腹感がないのか?

人の子育ても、犬の子育ても似た部分がありまして、

犬もやっぱり最初の子は試行錯誤なのです。

うちでいえばコロリさんが長女で、

タヌコさんが次女でしょうか。笑

 

僕は犬を飼うのが初めてだったので、

犬とはこういう生き物だろうとか、

勝手に決めつけていた部分もあるのですが、

いやあ、犬にも個性があるんですよね。

犬とは言え、その個性に沿って接してあげることが必要なんだなあと思うわけであります。

 

犬は満腹感がないので無制限に食べる習性がある?

コロリさんが家に来たときに、ご飯(ドッグフード)は何が良いか、

色々と考えたのですが、

種類だけでなく量的にもどれくらいあげたらよいか、

いろいろと迷ったりしました。

 

というのも、犬は満腹感というものがないので、

あげたらあげただけ食べてしまうという話を聞いたからです。

仮に家の中で放しておいて、

近くにドッグフードの袋を開けっぱなしで置いておいたりしたら、

それを見つけて食べ散らかしてしまうから注意しよう、

みたいなことを聞いたのです。

 

実際に犬は飢餓など食べ物がなくなった時に備えて、

食べれる時に食べておくみたいな習性があるようで、

実際に、犬の届くところに置いておいたドッグフードを、

留守中に食べられたとか、そういう話も人から聞きます。

 

コロリさんの食へのこだわり(笑)

今は亡きコロリさんは、かなり「食」に対して貪欲でして、

そのエピソードは数限りなくあります。笑

 

誕生日とか記念日に犬用ケーキをあげたりすると、

ものの2,3秒で食べてしまいました。

当たり前ですが「ケーキ綺麗だね」とか、

そういう感動はありません。笑

 

そして多分、咀嚼してないんですよね。

カレーライスは飲み物だとよくTVで言ってますが、

コロリさんにとってケーキは飲み物のようでした。笑

綺麗に飾ったデコレーションケーキですが、

パクッパクって感じで2、3秒で消える絵は、

しばし茫然の後、笑いが起きます。

 

ちなみにコロリさんがうちに来る前に、

コロリさんが自分の子供の子育て中の時があったみたいで、

その時に我が子がコロリさんのご飯を、

横からちょこっと口を付けようとしたそうですが、

烈火のごとく怒り、噛み殺さんばかりの剣幕だったそうです。。。苦笑

 

コロリさんとタヌコさんの比較

これだけコロリさんの食欲が旺盛だと、

食事の量の加減も難しく、

あまりあげたら肥満になり体調も崩れてしまうし、

かといって減らすと可哀そうな気もします。

 

最終的には、栄養はあるけどカロリー低めみたいな、

高齢犬用のフードで落ち着きましたが、

もう少し体重制限を考えた方がよかったなと、

後悔することはあります。

実際、ちょっと太ってましたからね。

その一方で、タヌコさんは食に対してのこだわりがあまりなく、

ご飯をウッカリしてたくさんあげてしまっても、

そもそも必要以上に食べないのです。

 

ご飯も残したり、食べなかったりすることがたまにあります。

ここ最近も一日一食しか食べないことがありました。

https://inumakedon.com/tabemono-turarenai-inu/

かといって動物病院で検査しても内蔵の状態も良好だし、

そして筋肉の付き方も完璧だとお墨付きをもらっています。

病気でないとすれば、自分で量を調整しているのかなと。

ある意味で、1日1食って人間(成人)でも健康的ですからね。

 

しかもタヌコさんは食べたくないときは、このページの一番上の写真みたいに、

ご飯の食器をタオルで隠してしまうのです。

マズイご飯は見なかったことにしたいのか(おいっ!)、

それとも食料を誰かに取られないように隠しておくという犬の習性か。。。

これがまた、タヌコさんらしいというか・・・。苦笑

「この子、こういう子なんですよ」

って感じです。笑

 

でも、ここまでコロリさんとタヌコさんとで食に対する意識が異なるかと、

犬にも個性(個体差)があるんだなあと改めて思ったのでした。

 

犬だけど食へのこだわりの無さに共感する(笑)

ただ、コロリさんはウチに来た段階ですでに高齢でした。

つまり、もしかしたらタヌコさんも高齢になると、

際限なく食べるようになるのかもしれません。

 

というのも、犬と人間とでは違うのでしょうけども、

僕も子供時代は今よりも食にこだわりがなく、

どちらかというと痩せていましたから、

タヌコさんもそうなのかなと。笑

 

僕は基本的に子供のころから偏食なので、

食べられないもの(オエっとなってしまうもの)が多く、

あの頃は給食に対して恐怖感がありました。

ナスを食べて吐き気がするのは毒だから。食べ物の好き嫌いは尊重してあげて!

そして、同じようにタヌコさんも食に対して、

警戒感が強すぎるように感じるのです。笑

 

コロリさんは食べ物をあげれば、

食べられそうなものは全て丸のみでしたが、

タヌコさんは食べられそうなものでも一度口に入れて、

感触を確認したら、まず床に吐き出します

その後、2回、3回と何度となく口に入れては吐き出して、

モノを確認しつつ食べるという恐るべき用心深さなのです。

 

でも、食べ始めるとバクバクバクっと素早く食べるので、

顎が弱いとか、口が痛いとかではなさそうです。

タヌコさんがしゃべってくれれば一番良いのですけどねえ~。

(しゃべったらウルスラ学園に入学させますけど)

 

好き嫌いなのかなあ

自分の場合ですが、

大人になると食事に対して強制されることがなくなりますから、

逆に食事を楽しむようになります。

 

大学時代は自炊をしてまして、

白米とキャベツと冷凍カラアゲと自作みそ汁(豆腐+ワカメ+ネギ)の、

定番4点セットで4年間過ごしまして、

まったく不満はありませんでしたけども、

働くようになってからはマック、松屋から始まりファミレスなど、

高価なものは食べてませんが、

それでも食生活が大飛躍しましたから、

食事が楽しくて仕方なかったものです。

 

もちろん、最近はあの頃の松屋の感動はありません。苦笑

たまの記念日ディナーで高価なものを食べても、

食事はもちろん美味しいのですが、

どちらかというと盛り付けや食器、内装などお店の雰囲気や接客の良さなど、

食事以外の要素を楽しんだりするのがメインなわけです。

 

ようするに、最近は何を食べても一定以上の水準の食事なので、

たまにその水準を下回ると、

「だったら何も食べない方がいいや」

って気持ちになるのです。苦笑

 

より良い新たなドッグフードを探す

一方で、タヌコさんは幼少から評判の良いドッグフードなどを食べて、

食生活が洗練されています。

長女のコロリさんで試行錯誤した結果がすべてタヌコさんに活かされています

 

そして、もしもタヌコさんが僕と同じ考えなら、

普段から美味しいものを食べられるので、

たまに気分的に食べたくない時や、

おいしくないドッグフードが出てきたら、

明日まで待とうという気持ちになるのかもしれません。笑

人間からすれば、常にタヌコさんが飽きないように、

また、健康の為に良いものを探して与えているのですが、

タヌコさんにとっては、

「なんでもいいからいつものお気に入りを出せや。」

なのかもしれないのです。笑

 

いや、犬がそんなに頭がいいかな?とも思いますけど、

タヌコさんの顔を見ると、達観していうるというか、

たまに、そういう知的な顔に見えるんですよね~。笑

 

ま、タヌコの為に良さそうものは、

これからも探していきますけどね~。

おすすめの記事