ブログを書くにも、どんな文章を書くにも、推敲ってすると思うのです。
と、書いておきながら、実は僕の初期の頃のブログは推敲をしてませんでした。
なので、別で書いてるマイホームブログの方の昔の記事なんかを読み返すと、なんじゃこれはと。苦笑
かなり酷いです。
推敲なんて考えもしなかった
性格が出てるってのもあります。
合理主義過ぎるというか。
ちゃんとやるところと、どうでもよいところを見極めて、どうでも良いところは徹底的に省く。みたいな。笑
こんなブログを真面目にやってどうするんだと思っていたからです。
書いたら書きっぱなしで、推敲などしたこともなかったのです。
ちょっと、読み返してあまりにひどいのは直しますけど、少々誤字脱字イミフでも、なんとなく意味が通ればいいやってテキトーなレベルでした。
それに、推敲してまで誰かに読んでもらおうとするのは抵抗がありました。
仕事ならまだしも、趣味のブログだぞって…。苦笑
実は、むしろ、早く書いてナンボだと思っていたのです。
具体的には、1時間3000文字を目指していました。
たくさん書けば、徐々にうまくなるだろうって思ってました。
でも、結果として酷い文章を量産しただけでしたね。
そこそこアクセスはありましたけどね。
元々文章が下手くそな人は推敲しないとうまくならない
とはいえ、書いていくうちにアクセスがグングン増えてくると、不思議なことに意識って変わるものですね。
ちゃんと書こうって。苦笑
変な文章は恥ずかしいなって。苦笑
しかし文章をちゃんと書こうと思ったら、それなりの鍛錬が必要です。
僕のように十代の頃に活字が大嫌いで、マンガしか読まなかった人は文章が下手なのです。
自覚できるレベルです。
その後、二十代になってから本をたくさん読むようになって、文章も書き始めました。
文章のきっかけは、そうです、ブログです。
ブログ歴は二十年以上になりますね。
それでも、自分の実感としてうまくなったようには思えませんでしたね。
マイホームブログでたくさんの文章を書き始めてちょっとはうまくなったかなと思いましたけども。
恐らく効果はさほど上がってないかなって思います。
やはり、うまくなろうと思ったら推敲は絶対に必要ですね。
もともと文章を書く才能のある人は一発で完璧な文章が書けるんでしょうけどね。
そうじゃない人が、そのまま書きっぱなしで文章が上達するわけないよなーって思ったのです。
ていうか、うまくなるというよりも、うまく見せるって言ったほうが正しいのかもしれません。
ここおかしいな、下手くそだなって部分を直すわけですからね。
下手な部分が推敲して減れば、結果として上手くなったように見えますよね。
しかし推敲はキリがないし終わらない
とはいえ、推敲って、キリがないんですよ。
やろうと思えば延々と推敲できます。
ここはこう言いまわした方がいいかなとか、ここの段落はカットだなとか、説明足りないなとか。
しかも、推敲って、文章を書いた直後にやっちゃダメなんですよ。
3日後とか、一週間後とか、時間を置いてから推敲しないと効果が激減します。
自分はIT業界にいるんですが、プログラムでもそうですね。
とんでもないバグは生まれたばかりの時は気がつきにくくて、後から見返すと、見つけやすかったりします。
さらに、もっとたちの悪いことに、推敲すればするほど、色んな発想が湧いて出てきて、どんどん文章が増えることもあるのです。
結果、永遠に推敲が終わらないのです。
なので「推敲は三日後と一週間後に2回だけ」って決めてる人もいるくらいです。
僕も、文章でお金を稼ぐことがメインになれば、ルール決めするかもしれませんけど。
今のところ、書いた直後に1回だけですねー。苦笑
推敲が終わらない記事は駄作かもしれん!笑
でも、最近ちょっと思ったことがあります。
たまに延々と推敲が終わらない記事があるんですよ。
そういう記事って、駄作なんじゃないかなって思う時があります。
この段落、ざっくり全部いらないじゃん。
このネタ(メインテーマ)、面白いと思ったけど、つまんなくね?
段落の並びがおかしいから、こことここをごっそり入れ替えよう。
テーマと本文がどんどんズレてきたぞ。
結局、何が言いたいんだこの記事は?
上のようなレベル感で疑問が1つでも噴出した場合は、多分、世に出しちゃいけないレベルなのかなって思います。笑
潔くゴミ箱にポイするか、または、テーマと構成をガラッと変えて別の記事に書き換えるか。
思い切って書き直した場合にスッキリまとまることが多いですね。
というわけで、推敲について書いてみました。
皆様の参考になれば幸いでございまする。
※ ちなみに本記事は1時間弱で書き上げて、書いた直後に1回推敲してます。笑